SOOO dramatic!/ reboot
ソードラマチック / リブート
お話を聞いた人
今村 ひろゆき
Hiroyuki Imamura
千葉県松戸市出身。現在は台東区在住。2011年に「まちづくり会社ドラマチック」を設立。その後、2014年にコワーキング&シェアアトリエ「reboot」を鶯谷にオープン。2015に、現代の公民館「SOOO dramatic!」プロジェクトを立ち上げる。
このスポットについて教えてください!
1階は「ソードラマチック」のイベントスペースで、街の方々に使っていただく現代の公民館のようなイメージです。お祭りや日本酒の飲み比べイベント、この地域でおもしろいことをしている方のトークイベントなど、幅広い内容で、年間300〜400件ほどのイベントが開催されてきました。(新型コロナ感染症が広がる前)。同じ建物の2階がシェアオフィス「リブート」で、アトリエとコワーキングスペースを兼ね備えています。ここはニオイや音出しを気にせず使えるので、ミシンで洋服を作ったり、絵を描くなど、みなさんが自由に活用していただけるようになっています。
とくに注目してほしいポイントは?
ここは職種を問わず、とにかくおもしろい人たちが集まってくる場所。「自分の生活をもっとおもしろくしたい」「何か楽しいことをやりたい」という考えの方がたくさんいるので、そういう人たちの“受け皿”であり続けたいと思っています。だからこそ、ゆくゆくはやりたいことがあったり、スキルや経験を積みたい人たちにとって、活動のためのプラットフォームを提供できたらいいなと考えています。おもしろい人たちとつながりたいという方は、ぜひ遊びに来てください!
鶯谷という街の良さは?
下町らしく、人懐っこい方が多いところでしょうか。イベントを開くと、若者だけではなく街のお爺ちゃんやお婆ちゃんも興味を持って参加してくれるのは嬉しいです。そういう意味でも、予期せぬ出会いを楽しむことができますよ!
街へ訪れた人におすすめしたいスポットは?
鶯谷にはおいしいご飯屋さんが本当にたくさんあります。とくにおすすめなのは、鰻の「のだや」さんと、天然のマグロを使った漬け丼が美味しい「日本海」というお寿司屋さん。あとは、古民家を使ったカフェなど、もともとの古い街並みをうまく活かしているお店が多いのはおもしろいですよね。通りから一本道を入ると、趣のある路地がありますし、見所は満載です。この辺りは道がフラットにできているので、自転車で回るのも良いですよ。
『鶯谷所印』を集める人へ、メッセージをお願いします!
東京だけどディープというのが、鶯谷のおもしろさです(笑)。煙がモクモクと出ている駅前の焼き鳥屋や、有名な銭湯など、つい立ち寄りたくなってしまうスポットも多いので、歩くだけで想像していないような事が起こるかもしれません。ぜひ色々な場所をめぐって、予期せぬ出会いをお楽しみください!
スポットを担当したイラストレーター
芦谷 國一
Kuniichi Ashiya
漫画家。著作に欧文フォントを擬人化した漫画『となりのヘルベチカ』(フィルムアート社)がある。