鶯谷所印

SPOT

サウナセンター

サウナセンター

サウナセンター
お話を聞いた人

吉田 秀隆

Hidetaka Yoshida

1992年生まれ。台東区上野出身。46年の歴史を持つ「サウナセンター」を運営する、株式会社秀斗の取締役部長。創業者の祖父、二代目の父の跡を継ぎ、2017年に三代目に就任。男性客限定にも関わらず、女性のためのレディースデーを開催したり、サウナ芸人のCD販売イベントを催すなど、サウナセンターを盛り上げるために奮闘。

このスポットについて教えてください!

「サウナセンター」と言いつつ、建物の中にはサウナや水風呂はもちろん、食事処や休憩室、カプセルホテルまで揃っています。2019年には、タナカカツキさんの『マンガ サ道 〜マンガで読むサウナ道〜』という作品がドラマ化されて、第四話ではロケ地として使われたんですよ。そこで“東京に現存する最も古いサウナ施設”と紹介されて話題になり、マンガの連載にちなんだ取材なんかもありました。それをきっかけに、たくさんのサウナ愛好家の方々に来ていただき、今でも人気が続いています。

とくに注目してほしいポイントは?

先代の社長である父のこだわりが一番詰まっているのは水風呂。天井からLEDライトで浴槽を照らすことで、水の模様が天井に浮き上がってキラキラして見えます(笑)。水風呂が得意でない方のために、「ペンギンルーム」もあります。冷房がガンガン効いた5〜7度の部屋のことで、サウナの休憩をしたい方に人気です。ほかには、夕方になるとサウナの中で、音楽に合わせてスタッフが熱波を送ってくれるアウフグースのサービスも行っています。このイベント目当てのお客さんもかなり多いですよ!

鶯谷という街の良さは?

鶯谷は「山手線で降りたことがない駅ランキング」の上位に選ばれていますが、実際には市場やおいしいご飯屋さんが充実していて、意外に住みやすいです。それに、この街の人たちは下町出身者が多いので、みなさん義理堅くて人情味に溢れています。そういう意味では楽しい街だと思いますよ。

街へ訪れた人におすすめしたいスポットは?

「一徳家」という居酒屋さん。安くて、おいしくて、店長さんもやさしいので、大好きでよく通っています。この街には、本当においしいご飯屋さんが多いので、ぜひ色々なお店に立ち寄ってみてください。

『鶯谷所印』を集める人へ、メッセージをお願いします!

熱い場所が苦手な方にとって、サウナには抵抗があるかもしれません。ですが、お店ごとに温度や設備も違うので、まずは一度うちのサウナを試してみてください。「ちょっと好きかも」と感じたら、そこから自分のスタイルを探していけば良いと思います。最近はサウナブームの影響もあって、入り方講座のようなものも見かけますが、各々が自由に楽しんだらいいんですよ。うちは老舗ですが気構えなくて大丈夫です。所印集めのついでに、ぜひのんびりしていってください。

スポットを担当したイラストレーター

松田 大成

Taisei Matsuda

グラフィックデザイナー / 三重県熊野市出身アルバイトで働いていた塚田農場に新卒で入社し、店長として接客から人材教育まで幅広く担当。その後グラフィックデザイナーとして泊まれる本屋®BOOK AND BED TOKYO に入社し、運営するカフェで再び店長も担当した。現在はフリーランスのデザイナーとして活動中。

INFORMATION

サウナセンター

サウナセンター

東京都台東区下谷2-4-7
03-3876-0016
24時間営業 年中無休

公式HP