鶯谷所印

お話を聞いた人

德岡代介

Daisuke Tokuoka

1999年東京生まれ。書くほどのキャリアもないまま開業。生産者様や飲食店の先輩に甘えきり、店舗は2年目に突入。好きなビールはエビス、落語は入船亭扇辰、レストランは浅草橋の「ジョンティ」。特技はお茶汲み。

このスポットについて教えてください！

日本茶と国産のお酒を扱う飲食店です。お茶は産地におもむき良い味と思うものを扱っています。お酒は好きなので、気になった国産のアブサンやわけわからんビールなど変なものが多いです。働く人たちの道具のような店を目指しています。

とくに注目してほしいポイントは？

欄間を真っ二つに切ったり壁に不動明王を埋めたりの内装は、天才建築家門主学さんの仕業です。あーでもないこーでもないと何ヶ月も話し合いながら今の形になっています。 ただ古い材を流用するのではなく、壊したり継いだり直したりすることで、古道具や古材のコスプレ化を避けています。

鶯谷という街の良さは？

どこへ出かけるにも何かとアクセスの良い立地だと思います。鶯谷内には、歩ける距離にレコード屋と銭湯と喫茶店と古本屋と安い居酒屋があるので、なかなか住める環境です。

街へ訪れた人におすすめしたいスポットは？

「手児奈せんべい」さんの横の路地にある「チリパンチ」さんが好きです。店としてやること、やらないことをはっきり線引きするカッコいい仕事ぶりです。やらないことも店として何を大切にするか考えた結果でバランスが良くその安定感に嫉妬しています。ローラーで塗った黄色いペンキの壁がかわいいし、瓶に入ったピクルスが華やかだし、オーナーが好きなのでとても気に入っています。

『鶯谷所印』を集める人へ、メッセージをお願いします！

寒いと水分補給が疎かになりますので、マスクなど適宜外しながら脱水対策してお出かけくださいませ。水分補給のお手伝いはできるかと思いますので、お近くに寄られましたらぜひ覗いてみてください。

スポットを担当したイラストレーター

すぎもとななこ

その地に出向いて歩いて話して作る画家、イラストレーター、デザイナー。mantle.labにて作品を制作中。

1998年生まれ
2021年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業

仕事
adidas×All blacks キャンペーン参加 グラフィック提供
久屋大通パーク　パーク内案内イラスト看板
第四回全国高校生花いけバトルフライヤーデザイン
ひのさと48プロジェクト
さとのビール店舗壁画